企業理念
基本理念
日鉄スラグ製品は、日本製鉄グループの一員として、法令を遵守し、製鉄所資源の製品化及びその販売を通じて、環境への負荷低減ならびに地域・社会の発展に貢献します。
事業運営の基本方針
- 第1.コンプライアンスの充実・強化
- 第2.製販バランスの確保
- 第3.コスト改善・生産性向上の推進
安全衛生基本方針
基本理念
- 1.日鉄スラグ製品において、安全と健康の確保は、当社経営を支える最も重要な基盤である。
- 2.「安全はすべてに優先する」との考えを徹底し、日鉄スラグ製品で働くすべての人の安全と健康を確保する努力を継続的に行なう。
基本方針
- 1.安全衛生関係法令のみならず、社規定・職場のルールを厳守し、すべての業務判断において安全と健康の確保を最優先する。
- 2.職場の実態を把握し、安全と健康の確保に必要な指導を繰り返し行なうと共に、災害に結び付く原因の除去に取り組む。
- 3.より安全で健康的な職場環境実現のため、「決めた事・決められた事」を守る人づくり、設備面からの対策および仕組みの充実を継続実施する。
- 4.長年培ってきた安全衛生活動を基本に、安全衛生水準を向上させるための職場活動および必要な教育を積極的に実施する。
- 5.個人の体調管理、疾病管理はもちろんのこと、職場においても心身ともに健康に職場生活を送ることができるよう快適な職場づくりを推進する。
- 6.自然災害などに対し、不断の備えを確実に行ない、全員の安全確保に努める。
環境方針
基本理念
日鉄スラグ製品は、「環境経営」を企業の使命と考え、原材料・資機材の購入、製造、技術開発、製品の提供、リサイクルから廃棄に至るすべての段階にわたって、環境負荷低減に向けた経営を目指します。
基本方針
- 1.生産工程や製品輸送等の事業活動の全段階において、環境法令の遵守はもとより、更なる環境保全、資源・エネルギー効率の向上、資源の有効活用とリサイクルの促進を目指し、環境負荷の低減に向けた活動を推進していきます。
- 2.国内外の環境保全、省資源、省エネルギーに資する製品の開発と提供に取り組み、環境負荷の低減に貢献するとともに、将来の資源・環境問題を見据えた技術開発に取り組みます。
- 3.各事業所、本社、支店の立地する地域社会の一員として、自然環境の保全に貢献します。
- 4.社員の環境教育の充実強化に努め、常に社会から信頼され、高い評価を受け続けるため、環境保全活動の活性化ならびに環境経営に資する活動を積極的に推進します。
社員行動指針と行動事例
我々は、鉄鋼スラグ製品を扱うリーディングカンパニーの社員として、誇りと責任をもって行動します。
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社会から信用・信頼されるようルールと約束は必ず守ります。
- 鉄鋼スラグ製品販売管理基準規程を遵守します。
- 環境関連法令遵守の重要性を理解し、公害防止に努めます。
- 法令や社会規範を踏まえ、自らの行動に責任を持ちます。
- 要望・相談・クレームに対し、迅速・適切かつ真摯な対応で問題解決に努めます。
- お客様と公平で公正な取引を行い、規範、商慣習に倣って健全な関係を築きます。
- 協力会社、取引先とも相互対話と公平取引により信頼関係を築き、相互発展に繋げます。
- 市民社会や安全に脅威を与える反社会的勢力に対し、毅然とした対応を取ります。
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環境資材である鉄鋼スラグ製品の現場力、技術力、販売力を追及します。
- 品質管理を徹底し、製品の環境安全性を確保します。
- リサイクル材としてのスラグ利用を拡大し、循環型社会の推進に寄与します。
- 生産性向上を意識し、省エネルギー操業を行います。
- 自らが一歩先二歩先の情報を先取りし、お客様側に立って販売提案を行います。
- Plan(計画)Do(実施・実行)Check(点検・評価)Action(処置・改善)を継続的に行います。
- 社内外情報の横展開を推進し、シナジー効果を最大限に発揮します。
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固定観念にとらわれず、柔軟な発想をもって取り組みます。
- 現場・現物・現実をしっかり見据え、本質を追求すると共に自ら考え行動します。
- 高い目標を達成するために、どんな課題にも不断の努力を惜しまず挑戦し続けます。
- 所間での各地域の特性・価値観を尊重し、よいものを素直に受け入れる意識を持ちます。
- 時代の変化を先取る感性を磨くと共に、ニーズに迅速に対応できる技術力、営業力を磨きます。
- 当事者意識をもって「私がやります、協力します」を実践します。
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技能を伝承し、次世代の人材育成を図ります。
- 自らの培った技能・知識・経験を伝承し、次世代の人材を育てます。
- 業務におけるノウハウは常に明文化し、次世代への重要な財産づくりを行います。
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自由闊達な議論ができる風通しのよい職場を作ります。
- 「ご安全に」と大きな声で挨拶をします。
- 目的を共有し、一人ひとりが当事者意識をもって取り組み、解決に向けてベストを尽くします。
- 報告・連絡・相談を徹底し、相互対話により、明るく働きやすい職場を作ります。
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心身の健康管理に努め、安全で快適な職場環境の維持向上を図ります。
- 常に心と身体の健康管理に努めます。
- 6S(整理・整頓・清掃・清潔・躾・作法)を徹底し、快適な職場環境を整えます。
- 安全ルールを守り守らせ、危険を見逃さない、仲間を守る意識を持ちます。
- ハラスメント行為は一切行いません。
パートナーシップ構築宣言
当社は、サプライチェーンの取引先の皆様や価値創造を図る事業者の皆様との連携・共存共栄を進めることで、新たなパートナーシップを構築するため、以下の項目に重点的に取り組むことを宣言します。
1. サプライチェーン全体の共存共栄と規模・系列等を超えた新たな連携
直接の取引先を通じてその先の取引先に働きかける(「Tier N」から「Tier N+1」へ)ことにより、サプライチェーン全体での付加価値向上に取り組むとともに、既存の取引関係や企業規模等を超えた連携により、取引先との共存共栄の構築を目指します。
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(個別項目)
- 関係する取引先との双方向コミュニケーションやシステム活用を通じた情報共有・可視化による業務精度向上および効率化
- サプライチェーン全体での付加価値の適正な評価とコストアップの公平な負担による共存共栄の実現
2.「振興基準」の遵守
親事業者と下請事業者との望ましい取引慣行(下請中小企業振興法に基づく「振興基準」)を遵守し、取引先とのパートナーシップ構築の妨げとなる取引慣行や商慣行の是正に積極的に取り組みます。
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① 価格決定方法
不合理な原価低減要請を行いません。取引対価の決定に当たっては、下請事業者から協議の申入れがあった場合には協議に応じ、労務費上昇分の影響を考慮するなど下請事業者の適正な利益を含むよう、十分に協議します。取引対価の決定を含め契約に当たっては、親事業者は契約条件の書面等による明示・交付を行います。
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② 手形などの支払条件
下請代金は可能な限り現金で支払います。手形で支払う場合には、割引料等を下請事業者の負担とせず、また、支払サイトを60日以内とするよう努めます。
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③ 知的財産・ノウハウ
片務的な秘密保持契約の締結、取引上の立場を利用したノウハウの開示や知的財産権の無償譲渡などは求めません。
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④ 働き方改革等に伴うしわ寄せ
取引先も働き方改革に対応できるよう、下請事業者に対して、適正なコスト負担を伴わない短納期発注や急な仕様変更を行いません。災害時等においては、下請事業者に取引上一方的な負担を押し付けないように、また、事業再開時等には、できる限り取引関係の継続等に配慮します。